2008'02.12 (Tue) 10:22
2年前は悪天、昨年は雪不足で流れていた、このエリアへの出動。
今年も天気は微妙で、雪も多いとは思えなかった。
東北や頚城方面への転進も考えたけど、ここは初志貫徹!
★大品山(2月9日)
らいちょうバレースキー場トップ(9:20)⇒瀬戸蔵山(10:00)
⇒大品山(10:55~11:30)⇒粟巣野スキー場(12:15)
午後から南岸低気圧がくるようで下り坂。
午前中に片付けるべく、半日行程の大品山へ。
この読みがズバリ当たって、展望は高曇りでスッキリしないものの、
下山して風呂から上がったら雪が降り出す・・・というタイミングのよさ。
らいちょうバレーのゴンドラで一気に稜線へ。
そのあとは、アップダウンの多い楽しい尾根歩き。
大品山からの滑りは、期待はしていなかったが、それ以下のポテンシャルだった。
滑り派には物足りないだろうが、ツアーとしては面白い。
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大品山へと続く尾根
翌日の日照岳に備えて、白川郷まで移動。
白川郷はなにやら賑わっていて、どうやらライトアップをやるらしい。
面白そうだから行ってみるべ!
恐るべし、世界遺産!
夏休み中の週末に来た時よりも、ずっと人が多かったような・・・。
雪降りにもかかわらず・・・。
とくに、カメラマンの姿が目立った。
湿った雪で寒かったけど、車中泊の暇つぶしにはもってこいであった。
★日照岳(2月10日)
R156駐車帯(7:40)⇒P1534(10:40)⇒日照岳(12:05~30)⇒駐車帯(13:40)
天気はくもりで予報通り。
午後は回復傾向なので、樹林の日照岳を選択。
山頂に着くころには晴れていて欲しい・・・という目論見だ。
駐車帯には先客1台。
和歌山ナンバーだったので、もしやOBAさんか・・・?
途中で追い付いたら、やっぱりそうだった。
ラッセルありがとうございま~す!
浅い谷から尾根に取り付く。
1534mのJPまでは斜面になっているが、そこからは尾根歩き。
滑りが楽しいのは、ここから下かな。
晴れてれば良い雰囲気なんだろうなあ・・・・
と思いながら登っていたが、時々日が差す程度で、
とうとう山頂まで晴れることはなかった。
山頂からの展望もお預けとなってしまった。
白山方面の展望に期待していたのだが・・・。
天気が良ければ感じのよいところなんだけど・・・
滑りは1534mJPで違う尾根を少し下ってしまったため、
1534m下のおいしい斜面を半分トラバースで終えてしまった。
1160mの台地からは左の谷に入る。
ここは雪もまずまずで面白かったけど、少々藪が元気であった。
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下山後は荘川の道の駅にある桜花の湯で入浴。
そして、明日は荒島岳、九頭竜の道の駅まで駒を進めて車中泊。
★荒島岳 途中まで(2月11日)
勝原スキー場(7:40)⇒スキー場トップ(8:30~40)⇒1204m南側のコル(10:35~55)
⇒1250m付近(11:30~12:15)⇒スキー場駐車場(13:00)
勝原スキー場のベースから登り始める。
ツボ足90%。
もともと滑りは期待してはいなかったが、前日にOBAさんより釘を刺されていた。
“スキーは面白くないよ・・・”と。
ツボ足トレースに阻まれ、登りにくかったが、景色はすこぶる良好!
稜線に出ると雪壁状の尾根となり、T世さんギブアップ!
荒島岳は秋の紅葉か、葉っぱの落ちた初冬にリベンジだ。
ギブアップ地点はちょうど展望台のような場所で、
白山、経ヶ岳、銀杏峰、能郷白山などの展望を満喫!
見慣れない山並みの展望だったので、とっても新鮮だった。
なんといっても白山の展望が圧巻!
滑りはシャクナゲ平手前のショートカットコースの谷へ。
ここが短いながらも軽いパウダー!
わずかだったがパウダーを滑ることができて満足!
尾根に復活すると、またもツボ足トレースが行く手を阻む。
この晴天に雪も腐り、修行の下山となってしまった。
・・・が、ヒーヒー言いながら滑るのもまた楽しいのである。
営業していないゲレンデは重パウ天国!
“パウ”とは呼べない重雪で、3月、4月に山でよくある雪質だ。
ここは練習とばかりに攻める。
撤退のおかげ(?)で早い下山となった。
あとは昼間の気持ちの良いドライブで平湯まで。
安房トンネルを抜けると暗くなって、ドライブは終了し帰りモード。
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会心の山登り!ってのはなかったけど、
それぞれキャラクターの違う山を3つ登ることができて、
充実した3連休を過ごすことができた。
初めてのエリアというのは、ドキドキするし新鮮。
新たな候補もみつけられたし・・・。